肌質の変わり目でもある30代。大人なのに、ニキビに悩まされたりしていませんか?
実は大人ニキビは特徴があって、通常の思春期にできるニキビとは少し対処法が違います。
この機会にしっかりとケアの方法を知っておけば、色素沈着などの後引く問題への対処にもなりますよ♡
大人ニキビってどんな特徴?思春期ニキビとの違いは?

思春期の頃、ニキビに悩まされた経験は多くの方があると思います。
これは、思春期で皮脂分泌の急激な増加が理由の一つです。
皮脂分泌が盛んになり、毛穴が詰まってしまい、そこにニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖するのです。では、大人ニキビはどんな特徴があるのでしょうか?
1大人ニキビの特徴
思春期頃にできるニキビはおでこや鼻筋など、いわゆるTゾーンの皮脂分泌が多い場所にできやすいです。しかし、大人ニキビは頬やあご、首元やデコルテに及ぶことも・・・
また、皮脂分泌が多い夏に現れやすい思春期ニキビとは違って、季節に関係なく出現するのも特徴です。オイリー肌だけでなく乾燥肌の大人でも、大人ニキビはできてしまうのです💦
2ニキビの種類

ニキビには数種類あるのですが、簡単に説明します。
⦁ 白ニキビ…一般的なニキビのこと。
⦁ 黒ニキビ…ニキビができている毛穴の角栓が酸化し黒ずんでいるもの。
⦁ 赤ニキビ…アクネ菌が繁殖し赤く炎症を起こしているもの。
⦁ 黄ニキビ…ニキビに膿がたまっているもの。
⦁ 紫ニキビ…ニキビの周辺の肌まで炎症が及び、血管や皮膚の再生のために内出血を伴っているもの。後々色素沈着や肌のボコボコになりやすい。
3ニキビと吹き出物の違い
ニキビを表す言葉と似た意味で「吹き出物」という言葉があります。
これらの言葉の使い分け、皆さんはどうしていますか?
実はこの二つに明確な違いはありません。傾向として、思春期にできるものをニキビ、大人になってからできるものを吹き出物と呼ぶようです。
吹き出物も思春期ニキビも大人ニキビも、原因は①「角栓」が②「皮脂などの汚れ」で詰まって③「アクネ菌」が繁殖し悪化していくのです。
その過程の差はほぼないものの、初期段階で角栓が詰まる原因がそれぞれ違うのです。
では、大人ニキビで角栓が詰まる原因とは何なのでしょうか。
知らなかった⁉大人ニキビの原因
思春期の時は単に皮脂分泌が多い場所にできていたニキビ。
大人のニキビが頬や顎や首元にできるのにはちゃんと理由があります。
1メイクの洗い残し

怖い事に、メイクの洗い残しが毛穴を塞いで角栓の原因となります。
これは特に、メイクのふき取りシートや、コールドクリームを塗ってコットンでふき取る場合に多いですが、洗い流すタイプのクレンジングを使っている人でも一定の洗い残しがあります。
また、仕事が忙しい30代、メイクをそのままでつい寝てしまって…なんて経験ありますよね。しかしそれが大人ニキビ発症の原因になっているのです。
2ストレス
ストレスは万病の原因となりますが、大人ニキビもまた、ストレスで発症しやすくなします。
人体はストレスがかかると生きるために必要な場所、特に内蔵へと栄養を送り込みます。
そのため、爪や髪の毛が一番にボロボロになるのですが、それは肌も同じこと。
乾燥が進み肌のキメが乱れ、バリア機能の低下が起きます。
この時、毛穴に雑菌やほこり、汚れが入り込んでしまって、大人ニキビの原因となるのです。
3ホルモンバランスの乱れ

そしてホルモンバランスも、女性ならば避けて通れない道。
生理前になるとニキビが増えるという経験はありませんか?
プロゲステロンという女性ホルモンが増えるためなのですが、このプロゲステロンというのは皮脂分泌を増やす効果のある女性ホルモンなのです。
このホルモンは妊娠中にどんどん増える傾向にあるのですが、妊娠中にも肌質が変わりやすいと言われているのはこのプロゲステロンが理由なのです。
分娩後は正常に戻りますが、生理が再開するとまた、生理前にニキビに悩まされることもしばしば。
4生活習慣の乱れ(食生活・睡眠不足)
働き盛りの30代は生活習慣が乱れて大人ニキビの原因を知らず知らずにため込んでいます。
食事が疎かになっていたり、睡眠不足が続いたりしていませんか?
脂質の多い食事は皮脂分泌量を増やしてしまいます。
また、美肌は夜寝ている間に作られるとは分かっていても、中々決まった時間に決まった長さの睡眠をとるというのは難しい部分もありますよね。
生活習慣の乱れが起きやすい年代のため、30代はニキビの原因要素を持っている人が多い年代とも言えます。
ニキビと似ている症状のもの

実は大人ニキビと思っていたのに全く違うものだったという事もあり得ます。
ここではニキビに似ているがちょっと違う、そんなものを簡単にご紹介します。
いずれも皮膚科に行って治療できる症状です。
1毛のう炎とおでき(別名「毛包炎」)
毛のう炎は「毛のう」という毛根を包んでいる部分に起こる炎症をいいます。
主に黄色ブドウ球菌や緑膿菌というバイ菌が原因となるのですが、小さな傷からこの毛のうにバイ菌が入り込み、炎症を起こします。
赤みがある発疹のようになったり、膿んだりするのでニキビとよく似ていますが、悪化すると発熱や倦怠感も起きるのが特徴です。一般的に悪化した毛のう炎を「おでき」と呼びます。
2脾粒腫(はいりゅうしゅ)
主に目の周りにできる1~2ミリの白い粒状のものです。
中身は脂肪の塊だったり、たんぱく質の塊だったりしますが、良性の腫瘍に分類されます。痛みもなく、子供から大人まであらゆる年齢の人出現しますが、レーザーなどで治療することもできますし、様子を見ているうちに自然にぽろっと取れる場合もあります。痛みや痒みはありません。
3粉瘤(ふんりゅう:別名「アテローム」)
これはニキビや毛のう炎と同じく毛穴付近にできるものですが、顔だけに限らず全身、特に背中や耳周りにできやすいです。
皮膚の中にできる良性の腫瘍なのですが、皮膚の中で袋状の毛穴のようなものができ、その中に皮脂や角質などの汚れが溜まってできます。
表面から押さえてみると軟かく、中で動くのが特徴で、炎症や化膿すると痛みも出ますが、普段は特に痛みもありません。
大人ニキビにそれダメ!な対処法
さて、では大人ニキビができた時、あなたはどのようにケアしますか?
先にやってはいけないケア方法を学び、自分のケアを振り返ってみましょう。
1.つぶす

もっての他ですが、ニキビはつぶしてはいけません!
角栓を取り除いてしまいたいのは大いに分かるのですが、つぶしてしまうと傷になり、肌がボコボコしてしまったり、黒ずみなどの色素沈着を起こす原因になります。
大事なので何度も言いますが、つぶしてはいけません!
大人ですから、子供のような対処法はやめましょうね。
2.ごしごし洗う
皮脂分泌が盛んだったり、メイクよごれを落とそうとして、ゴシゴシ洗顔していませんか?
肌に物理的に刺激があると、表面の角層がめくれあがったり、必要な油分まで洗い流してしまって乾燥が進み、余計にバリア機能が失われます。
もちろん、ピーリングジェルなどを用いての週に1回程度の角質ケアは良いのですが、固い洗顔ブラシなどでゴシゴシ洗わず、泡のクッションを使って丁寧に洗い上げましょう。
3.保湿をしない

余計にオイリー肌になるからと言って、保湿をしていない、なんてことはありませんよね?
保湿をキチンとすることで肌のバリア機能がしっかり整い、ニキビ予防になります。
また、保湿をすることで自然と皮脂分泌を控えめにする機能が肌にはあるので、保湿ケアをしたからと言ってオイリーになりすぎる事はありません。
きちんとしたケアをしないと、余計に皮脂分泌を促してしまい、ニキビの原因を作ってしまうのです。では、正しい対処法を一緒に考えてみてください。
大人ニキビにそれマル!なケアとは?
1.メイク落としは洗い流すタイプで
ふき取りタイプのメイク落としは、あくまで簡易的なもの。
入浴時や就寝前には必ず洗い流すタイプのクレンジングを使いましょう。
オイルタイプはしっかり油汚れを取ってくれますが、逆に乾燥しがちなので、リキッドタイプがおススメ。汚れは落としつつ、必要な油分は残してくれます。
また、W洗顔をする場合にはアルカリ性の石鹸タイプがおススメ。
アルカリ性は肌両面の角質を溶かす性質があるので、さっぱりとした洗い心地になります。
洗うのは顔だけでなく、首筋やデコルテまで。ファンデーションや日焼け止めクリームの洗い残しがあり得るためです。
2.生活習慣の見直し

食生活の改善が必要になる場合は「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」という言葉を意識しましょう。
「豆類」「ゴマ」「わかめ(海藻類)」「野菜」「魚」「しいたけ(きのこ類)」「芋類」「お米」を食事の基本とする、健康習慣の事です。脂肪が少なく、高たんぱく質の食事を心がけます。
また、忙しいので睡眠が決まった時間しか取れなくても、就寝前のストレッチや暖かいお茶を1杯飲んでから寝ることで睡眠の質を高めることができます。
睡眠時間を増やすのが難しい場合、睡眠の質に気を配るようにするとよいでしょう。
3.ニキビケア商品を取り入れる

ニキビはアクネ菌が繁殖する事で悪化しますが、角栓の奥のアクネ菌自体を洗い流すのは難しいので、ニキビケア専用の商品を取り入れるのもいいですね。
洗顔料や化粧水、乳液などがあるので、まずはどれか一つだけ取り入れるという方法も。
どうしてもひどい時は塗り薬の購入や、皮膚科受診も検討しましょう。
自己判断での行き過ぎたケアはかえって逆効果の場合もあります。
長引いていると感じたら皮膚科医に相談してください。
ニキビなんて怖くない!大人ニキビには大人な対応を
中学生の頃は好きな男の子に見られたくなくて、毎日ニキビ跡の目立つおでこを隠すために前髪を気にして過ごしていました。
鼻の頭にできた時は学校を休みたいとさえ考えたことも!しかし今はもう30代の大人。
ケアも上手にできるし、最近ではマスクであごのラインを隠すこともできます。
それに、正しいケアを行えば大丈夫ですから、憎きニキビたちには「大人な対応」で撃退してやりましょう。


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